チョコレート・エッセイ  by Kororon

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Tops トップス  のチョコレートケーキ

昔ながらのかわらぬ美味しさ、ってある、オーソドックスな美味しさ、オーソドックスな甘さ、それは、トップスのチョコレートケーキ。ひいきにしていた店の味、ずっとこの美味を味わえるのだな、と思い込んでいると、突然、オーナーが変わったりして、その美味しさに陰りが、突然舌に違和感が、違う!と、いう悲劇に見舞われたことは数え上げれば、案外きりがない、が、しかし、トップスのチョコレートケーキはロングセラーの美味な甘さ、といえる。

 といっても、そこには、ダークブラウンのディープなチョコレートカラーはない、優しい、あくまでも優しいブラウン、”ホワイト” ブラウン、なんて、勝手に命名してしまおうか。この ”ホワイト” ブラウンに覆われた長方形のケーキはナッツが中にちりばめられていて、クリーム、スポンジ、ナッツの食感を楽しみながら、ソフトな甘さのチョコレートクリームを味わうところに、美味の幸せとうれしさ、と変わらぬ美味への安心感がある。

 

世の中、新しく斬新な味、スタイル、デザインのケーキは次から次へと登場している、そんなケーキを味わうのも、もちろん楽しい、一方で、昔と変わらぬ味を無性に味わってみたくなる瞬間もある、ということで、トップスのチョコレートケーキ、変わらぬ美味を、ありがとう!

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