ヴィタメール の ボンボンショコラ

たいていデパ地下に行くと、チョコレート屋さん、ヴィタメールを見つけることができる、ベルギーの老舗、王室御用達ショコラトリ―として伝統の味を誇る、美味なボンボンショコラを味あわせてくれるお店。

ヴィタメールのボンボンショコラというと、どれを食べても美味しいのだが、お気に入りは特に、ベリー系のジャムがセンターとして入っているもの、例えば、ミルティーユ、四葉のクローバーの形をしていて、ミルクチョコレートにブルーベリー色が半分かかっている、センターにもブルーベリージャムが、ブルーベリーの酸味が心地よく美味、のかわいらしいボンボンショコラ。続いて、フランボワーズ、真っ赤なルピーを思わせようなボンボンショコラ、こちらもセンターにはフランボワーズソースが入っていて、その甘酸っぱさは美味、美味。

ベリー系のセンターではないけれど、ハート型のかわいいチョコ、形もキュートで、ジャンドゥーヤがセンターの優しい美味しさ。バラの形をした、ホスピタリーヌも、ステキな一粒、ワイン風味のホワイトチョコレートのガナッシュがセンターとあって、ちょっぴり、大人の味わいを醸し出す　”バラ”。

季節のショコラの、テ・オレ・ロワイヤル、”ロイヤル”　ミルクティーのガナッシュというだけあって、その外観は気品に満ちたホワイトコーティングとそのトップ、ミルクの優しさとなめらかさが伝わってきそうなショコラ。もう一つ、カシス・レザン、ホワイトのコーティングに、巨砲を思わせる紫の影がさし、大きなブドウの一粒を口に運ぶかのよう。

本当に、あげればきりがないくらい、味わって美味、愛でて美味、と、何重にも楽しめて味わうことのできる、ボンボンショコラたち、吸い寄せられるようにショウケースの前にに立ち、ボンボンショコラをチョイスしている姿が見に浮かぶ、筆者でした。

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