詩 ポエム 時のいたずら
19世紀 ロンドンで
名探偵は辻馬車にのる
隣には相棒 なくてはならない君
手がかりを追って
犯人を追跡して
霧の中に消えていく
港町 横浜で
紳士とお嬢さんをのせた馬車が
音をたてながら走っている
名探偵と相棒は
下宿の女将が用意した
ビスケットとコーヒーを
いただきながらつかの間の
休息をとり また走る
犯人追跡 馬車を駆り
一軒のカフェの前
午後のお茶の時間です
紳士とお嬢さん 馬車から降りて
cafeの重い扉をギイと押す
香ばしいコーヒーの香り
甘いスイーツの香り
紳士とお嬢さんの目と目が合う
ビスカウトとコーヒーで
すこしお休みをしましょうよ
私達は急ぎません
風を切る馬車 見送りながら
一瞬の出会い 時のいたずら
ホームズさんとワトスンさん
もっとゆっくりできるといいのに
彼らは冒険に目がないのさ
私達はスイーツに目がないのね
このビスカウト、彼らにも差し上げたい
プレゼントだね リボンをかけて
届けてもらおう
いたずら好きの ”時” に
事件の解決をお祈りします
必ず解決さ、なんたって、ホームズ君だよ
ロンドンの友を思い、甘いビスカウトを口に運ぶ
※ 横浜馬車道十番館のビスカウト
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