チョコレート・エッセイ  by Kororon

❤❤❤何度でも、リピートしたくなるSWEETS、チョコレ ート❤❤❤ 詩も書いています 詩💟 詩💟 詩💟

和菓子

詩 ポエム  小さな日光浴

初夏の深緑 澄み切った甘い水の中 若葉が一枚 初夏の日差しの中 冷たく澄み切った甘い水の中 小さな金魚が日光浴 キラキラ光る水に 太陽が手を振る 眩しくて 空を見上げて目を細める 太陽はさらに さらに 一生懸命に 手を振って すきとおった水の中 小さな金…

詩 ポエム  おもかげの甘さ

この甘い夜に 誰の面影を見るのか 美しい人 懐かしいあなた 優しかったお母さん やんちゃな女の子 寡黙な父 甘い夜の闇の中に 誰の面影が浮かぶのか 誰の面影を追うのか 甘い夜 そこに見つけたのは 懐かしい 会いたくて仕方のない あなたの面影 とらや 竹皮…

詩 ポエム  月夜のスイーツ

月でウサギがお餅をつく 月には一体 何匹のウサギがいるの お餅をついてるんだから 2匹かしら たったの? 寂しいね 地球から見えないだけで もっとたくさんの ウサギがいるんだよ きっと そうだよね 月ではきっとお餅パーティー 楽しそう 招待された? 招待…

詩 ポエム  甘い 十二ひとえ

三角の衣が だんだんに重なっていく 交互に重なっていく いにしえの京 十二単に身を包んだ 平安の女性たち 式部もいたか 少納言もいたか いにしえの 京の名残か 思い出させる平安 甘くてニッキの香りのする平安 甘くて抹茶の香りのする平安 聖護院 八ッ橋 聖…

虎屋のこし餡ペースト

和菓子老舗の虎屋さんには二種類の餡ペーストがある、こし餡と白あんのペーストだ、もちろんどちらも美味なのだが、どちらがより一層?と聞かれれば、特に、こし餡ペースト、と答えたい。黒く輝き、なめらかに甘いこし餡、でも、餡ペーストっていったいどう…

虎屋の若葉陰 (わかばかげ)

虎屋の和菓子『若葉陰』は ”水面に浮かぶ若葉の陰を金魚がおよく様” を表しているという、透明な四角の寒天の中に閉じ込められた若葉と赤い斑点のある金魚、実に絵になる和菓子、夏のお菓子だ、しばしその造形に見とれて暑さも忘れる、もったいなくて食べら…

虎屋 和菓子 水仙紅葉重 (すいせんもみじがさね)

本日は「水仙」の話、水仙と聞いてほとんどの人は春に咲く草花の水仙の花を思い出すであろう、私も初めてこの銘を聞いたときに連想したのは水仙の花だった、が、水仙の花に美しさを感じたとしても、水仙の花で甘味を感じることはできないではないか。そう、…

福砂屋のカステラ

卵をふんだんに使って焼き上げる黄金色に輝くふわふしっとりのカステラ、一番上がこんがり茶色の屋根、黄金色のカステラの足元にはザラメが敷詰められて、ふわふわの甘さに、ざらっとした濃密な甘さが加わる、それが非常に美味。しっとり感にパンチを与える…

とらや の イスパハン

虎屋のイスパハンというと、どうも、羊羹ばかりを思い起こすようなのだが、ここでいうイスパパンは主菓子としてのイスパパンであり、外側をピンクの求肥でおおわれた丸くかわいらしい小さな、小さな手まりのような和菓子を言う。この小さいまるい手まりにト…

とらや の 白あんおしるこ

夏が過ぎて、宇治金時練乳がけの季節は終わった、が、涼しくなって、秋が来ても、冬が来ても、四季折々、一年中虎屋では美味なるものを食することができる、氷が終わって先日訪れた虎屋でいただいたのは、白あんのおしるこ。おしるこ? 黒い小豆ならなじみ深…

仙太郎の若鮎

調布、というのご存じだろうか?東京の田園調布ではないよ、和菓子の話、少し硬めのカステラで求肥を包んだお菓子のことだ、以前、京都で河原町四条の永楽屋という和菓子屋で、真四角の調布を見つけて買ってみると美味しい!それで、京都に行くたび永楽屋で…

木村屋の餡ドーナツ・こし餡 (銀座)

ドーナツの中にあんこが入っている、ドーナツといっても真ん中に穴があいているリング型のドーナツではない、あんこを生地でくるんで揚げ、細かい粉砂糖をまぶした、二口サイズくらいの小さなドーナツ。 まずは餡を包んでいる、揚げたステラ、茶色にこんがり…

うさぎや の どら焼き  (上野)

大きくて丸い茶色のせんべいみたいな、どら焼きの皮、そのどら焼きの皮にサンドされている粒粒のあんこ、焼き立てのうさぎやどら焼きは、ふわりとしたどら焼きの皮に、香ばしい焼き立ての甘い香り、粒あんは柔らかく程よい甘さ、完璧などら焼きの味わい。 お…

萩の月

クリーム色したまるいフワフワのお菓子、それが萩の月、中には月色のクリームが入っている、それが萩の月、いつからこのお菓子のファンになったろう、きっと、お土産でいただいたときの初めて食べて、カステラのふわふわ感とクリームの甘さの調和に参った時…