チョコレート・エッセイ  by Kororon

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仙太郎の若鮎

 

調布、というのご存じだろうか?東京の田園調布ではないよ、和菓子の話、少し硬めのカステラで求肥を包んだお菓子のことだ、以前、京都で河原町四条の永楽屋という和菓子屋で、真四角の調布を見つけて買ってみると美味しい!それで、京都に行くたび永楽屋で調布を探していたことがあった、やがて、調布を鮎の形にして求肥を包み込んだ ”若鮎” という菓子もあることを知って、それ以来 ”若鮎” のファンとなる。

同じく京都に以前あった望月という和菓子屋さんで若鮎を見つけ、望月の若鮎のファンとなった、が、残念ながら今はもう望月という店はない、ずいぶん前に店をたたんでしまった、理由はわからない、美味しい和菓子売っていたのに残念、京都を訪れたある日、若鮎を求めて訪ねてみると店はすでになかった、このお店の若鮎ファンだったのにな、落雁なんかも美味、お気に入りだった、落雁もよく買った。

和菓子屋望月はなくなってしまったけれど、若鮎は町にあふれている、やがて、望月に勝るとも劣らない美味な鮎をみつけた、それが、仙太郎の若鮎、以来、仙太郎の若鮎のファンとなる。

京都の貴船は川床で食事ができるので知られている、又、鮎の塩焼きでもよく知られている、こちらの味は’塩焼き’というくらいだから、ピリッと塩味の鮎だ、同じ鮎でも甘い鮎と塩味の鮎、若鮎も本来は京都のお菓子だっていうしね。

仙太郎は若鮎だけではない、他にも、柏餅、水無月、水ようかん、最中‥‥とお気に入りは案外たくさんある、それぞれについてはまた別の機会で‥‥たっぷり美味しさを伝えます!

 

画像は、仙太郎ではないけれど、若鮎はこんな和菓子。