チョコレート・エッセイ  by Kororon

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ハーゲンダッツ の ホワイトミントショコラ

 

【期間限定】ハーゲンダッツ アイスクリーム ミニカップ ホワイトミント&ショコラ 110ml×12個

 

ミントアイスってなんで美味なのか?
ミントっていうと、ハッカのことだから、ミントはスッとして、爽快感や清涼感を与えるような植物だ、が、アイスクリームのミントはスッとしないね、アイスクリームを食べれば爽快感や清涼感を感じるかもしれないけれど。でも、どうかな、甘さたっぷりのチョコレートアイスやバニラアイスで爽快感や清涼感はすくない、どちらかというと、ひんやりした美味な甘ったるさ、だね。

 

アイスのミントはハーブのミントと違って、メントール利かして清涼感出すのとは違うね、甘味をずっと抑えて、人によっては薬みたい、と言われるような味、じゃあどこに甘さがあるんだ、といわれそうだけれど、いや、いや、あるよ、甘味、チョコチップにね、ミントアイスというと必ずチョコチップが一緒にある、でも、ミントアイスに比べてチョコチップの比率は常に少ない、これで甘さが感じられるの?と思われる方は、次のエピソードを読んでほしい。

 

それは、茶道の達人、千利休豊臣秀吉のエピソード、えっ、チョコミントアイスに利休と秀吉???、そう、チョコミントアイスに千利休豊臣秀吉、です。

 

それはある夏の日の出来事、利休の家の庭に朝顔が咲き乱れていた、庭一面に咲き乱れる朝顔は実に美しかった、そのことを聞きつけた秀吉は、ぜひ咲き乱れる朝顔を見たいと思い、茶会を開くように所望した、茶会当日咲き乱れる朝顔を楽しみに訪れた秀吉だが、庭の朝顔は無残にもすべて刈り取られていた、どうしたことか、とがっかりした秀吉が茶席に入ると、床の間には一輪の朝顔が、さあ、私を見てごらんといったかどうか、まあ、そんな風にまるで言っているように、朝顔の美しさを一身に凝縮して、生けられていたという。

 

この話のどこがチョコミントアイスと・・・?

このエピソード、で、そのこころは?


マス(mass)ではなく小(small)、大量ではなく少量、たった一輪、凛と咲く朝顔に咲き乱れる朝顔の美が凝縮されている、ということ、利休の ”侘び” の心だね。
振り返って、チョコミントアイス、チョコレートアイスみたいな強烈で圧倒的な甘さ(巨大)ではない、チョコチップという一粒にしてみれば、小さく小さいチョコレートのかけらしかない、感じるか感じないかくらいの甘さ(微小)、この小さい甘さがチョコレートアイスの圧倒的な甘さと同じくらいの、甘い美味しさを味合わせてくれる、小さいチョコチップに凝縮された甘味の美味しさ、これだね、ミントチョコアイスを美味しくしているものは。

 

小さいチップに凝縮された甘さが、ミントアイスと合わさると、あら不思議、この上もなく極上の甘みを味わえるスイーツに変身、チョコミントアイスにも千利休の ”侘び” の心が宿っていたのか!‥‥と。   (^^)