チョコレート・エッセイ  by Kororon

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ビゴおじさん の 太陽のラスク

 

四角い、形はふぞろいだが、さいころ型の茶色のラスク、口の中に放り込むと気持ち口いっぱい、なので最初は口の中でモグモグしている、モグモグしながら少しずつかみ砕いていくと、舌が外側を覆っていた砂糖の甘さをとらえ、かみ砕いたラスクの生地とシンクロしあい、甘いサクサク感とともに、実に美味な瞬間を味わえる。

 

このラスクには注意が必要だ、しっかりした強い意志をもって食べ始めないと気付いたときには、丸々全部食べ終わってしまった!ということになる。一度に一袋はやっぱり食べすぎ、と思う人は、途中でラスクを袋からとりだすのを止められるように、ラスクの美味しさに身を任せることなく、気を確かにもって、ストップをかけられるようにしよう。止まらないよ、止めるには、強い、強い、意思が必要だよ、食べ始めたら止まらない、そのくらい美味しい。

 

港南台高島屋にある「トントンビゴ」は8月に閉店してしまう、実に残念で悲しい、以後、東京か鎌倉の店舗に行かないと ”ビゴおじさん” のラスクは味わえなくなる。いや、品ぞろえが同じとは限らない、ラスク、置いてなかったらアウト、やっぱり悲しいかな。

 

”ビゴおじさん” のお店は本来パン屋さんだ、だから、パンが本来おいしいお店だ、しかし、パン以外にも焼き菓子、ケーキなど様々な美味なる食品が販売されている。今回はラスクを取り上げたが、まだまだ美味なるものはたくさんある。

 

このラスクは何故 ”太陽のラスク” と命名されたのか? 四角くて、丸くない、色はブラウン、太陽のイメージではない、もちろん熱くない‥‥何故か?
とびきり美味しいことだけは確か、思うに、ひまわりの花が太陽の方角を向くように、明るく暖かい太陽をみんなが喜ぶように、このラスクを食べた人はこのラスクのとりこになって、このラスクから目が離せなくなるくらい、いや、”舌” が離せなくなるくらい、美味、みんなラスクのほうを向く、ヒマワリが太陽を見るように‥‥

 

こんな解釈を勝手にしてみました、ひまわりが太陽をめでるように、ラスクを味わってラスクをめでてみてはいかがでしょうか。

 

 

☆2020年10月20日現在、港南台高島屋が閉店したため、太陽のラスクは手に入りません。銀座マロニエゲート店、鎌倉店では残念ながら見つけられませんでした。