千疋屋 銀座ロール [マロン] ～大人の秋の味～

前回に引き続き、今回も千疋屋銀座ロール、但し今回は　”マロン”　を紹介します。銀座ロール[苺]の兄弟、姉妹ロールともいうべきスイーツ、そして、”マロン””栗”っていうだけあって、一目見ただけで秋を思わせるしっとりと落ち着いた外観、ブラウンとホワイトで統一された姿は落ち葉が敷き詰められた並木道をほうふつとさせる、秋の郷愁に誘われて、甘い、ロールに惹きつけられる。

兄弟姉妹だけあって、ベイシックなロールの作りは[苺]と同じ、ただ、秋のマロンなので今回はピンクと白のストライプの代わりにブラウンと白のストライプのクリーム、そして、ほんのりベージュ色したカステラに巻かれているのは、心惹かれるマロンクリーム、大粒のイチゴの代わりに、大粒の栗がゴロゴロ。

これだけで、ステキ！と手をたたきたくなるロール。まだ、まだ、ロールを味わってみなくっちゃ。さて、ロールにナイフを入れて切り分けてみる、今度は銀座ロール［マロン］なので、前回のイチゴのみずみずしい断面図の代わりに、ブラウンのしっとりした大人の断面図が合わられる、今回も、どこを切っても、どこを切っても、マロンの断面図が現れ、ソフトなカステラと甘味のマロンクリームとしっとり和栗が一つになって、飛び切りの甘みと美味を味合わせてくれる。

小布施の栗、マロングラッセ、モンブラン、栗ようかん、栗きんとんなどなど、栗スイーツの深さは果てしなく深い、銀座ロール［苺］はプリティにかわいかった春の味、銀座ロール［マロン］はスタイリッシュに大人の秋の味。季節が変わるたびに二つのロールが味わえる幸せ、季節限定なので、出会った時に購入しないと逃げて行ってしまうよ、ぜひキャッチしてそのおいしさを味わってみてください。